創業者インタビュー

パブリック専用テニスクラブ事業から2年後には賃貸マンションの一棟売り事業を始め、リゾート事業も展開されるほど規模を拡大されたんですね。

公認会計士のセミナーで譲渡所得税のかからない事業用資産の買換特例を利用した賃貸マンションの売買に目をつけ事業化しました。自社で土地を取得し、投資用マンションの一棟売りを開始したのです。1号が秦野ガーデンヒルズ、1週間で売れてしまいました。20棟くらい販売したでしょうか。大きい物は一つ売れば億単位の儲けがありましたね。

数年後、首都圏から2時間で行けるリゾート物件の販売を華々しく手掛けましたが、総量規制が入り、一気にバブルが弾けました。当社もリゾート事業からも撤退するしかなく、当時いた140名の社員は、20名にまで減りました。渋谷に移転した本社を撤収し、用賀の事務所のみになりましたが月極駐車場や建物管理の収益がありましたので、数十億の借金を抱えながらもう一度立て直してやろうと考えました。

会社再生を助けてくれたのはどのような事業だったのでしょうか。

やはり駐車場事業です。平成6年(1994年)に月単位でなく時間単位でも借りることができる時間貸駐車場事業をスタート。世田谷の地主さんのご協力により担保をお借りし銀行の支店長を時間かけて口説き落として融資を得てスタートしました。その後、駐車場事業の経営・管理で5,000台を達成することができました。平成12年には繰越損失を一掃することができました。

現在は、画期的なリフォームリノベーションによる空き室解消、高齢者施設の斡旋や外国人向け不動産サービス、留学生会館、上海での不動産セミナーなど幅広く事業展開されているようですね。今後の方向性についてお聞かせください。

創業当時から一貫して行っている「時代にあった土地の有効活用の企画と実践」です。これを柱にオーナー様の方を向いたオーナーズ倶楽部の設立(2015年予定)、オーナー3,000名会員達成と海外事業を成功させたいと考えています。そのためには引き続き、ユアーズマインドによる社員の意識の統一とそれぞれの事業のレベルと専門性をより高めていくことが必要ですね。

最後に、オーナー様にひとことお願いします。

まだまだ不十分とは思いますが、今までの事業に誠心誠意、手を抜かずに取り組んだことで、オーナー皆様の信頼が得られ、増資の時に多くの方が株主になってくださいました。リゾート事業後、当社が一番大変な時期にも信頼して頂き資金を提供していただけたこと、ありがたく思っております。そうした皆様との信頼関係を今後も大切に、発展させていきたいと考えています。

私の実家は長野県で400年程続く農家です。土地をお持ちのオーナー様の気持ちはよくわかります。
実は、創業してすぐ、実家から家を継いでくれないか、という話があったのですが、既に社員の人生も授かっている身。親には申し訳なかったのですが断りました。親にしてあげられなかった分まで、オーナー様に尽くしたいと考えています。

これまで40年、色々な風が吹きました。追い風、向かい風、色々な風が吹き抜けました。どんなときでも信頼してくださった皆様に孫子の代までお応えできるよう、70人の社員と2人の息子共々一丸となって今後も邁進してまいります。今後ともユアーズコーポレーションを宜しくお願い致します。

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